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2017-10

かぎろひの… - 2008.12.18 Thu

 奈良県宇陀市に「かぎろいの丘 万葉公園」というところがあります。
 私は奈良県民なので「かぎろひを観る会」というのが開催されるということも聞きます。
 
ひむがしの 野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ

(東の野に、かぎろひが立つのが見える。振り返ってみれば、月が沈もうとしている)
 
 万葉歌人 柿本人麻呂が現「かぎろひの丘」周辺で読んだ歌だそうです。

 それでは、「かぎろひ」とはなんでしょうか。
「厳冬のよく晴れた早朝、太陽が水平線上に現れる約1時間前に太陽光線のスペクトルにより現れる最初の陽光」
という説が一般的なようです。

b-IMG_7321-2.jpg

 で、自分のファイルを探してみました。
1枚目は、太陽が昇る少し前の時間の撮影です。ピンクから水色のソフトなグラデーションはそれなりに美しいと思います。
 でも、万葉集の中で「炎」の文字を「かぎろひ」と読んでいるということなので、雰囲気は違います。
 
 2枚目は、すでに太陽が昇ってしまっています。


b-a-IMG_7546.jpg

 それでは、これはどうでしょうか。
 時間は夜明け前。炎のような陽光が十勝連峰から差し込んできたところです。

 でも、どうも印象が違います。
 マジックアワーの対極になる光景というと…。
 まだ、星が残って見えるくらい濃く、青く澄み渡った空。燃え立つような太陽の前触れ。
 そんな写真は、くやしいですが、ありません。

 今まさに、昇ろうとしている太陽と今まさに沈もうとしている月を見て、人間の浮き沈みに対比させた柿本人麻呂の感性に負けないような写真を撮りたいものだと思いました。


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関西在住。北海道のスケールの大きな風景にとりつかれ、足繁く通っている。

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