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2017-04

朱鞠内湖 秋の彩り - 2016.11.01 Tue

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朱鞠内湖は「しゅまりないこ」と読み、日本一の面積を誇るダム湖です。雨竜ダムというのがそのダムの名称です。
私が朱鞠内湖によく行っていることを知る北海道の友人が、先日北海道新聞の切り抜きを送ってくれました。
「本と旅する」という日曜日の特集かな?
その概要は、「雨竜ダムの建設は朝鮮人を含む労働者の強制労働によってつくられたものである。その犠牲者は数百名にも上り、日韓の有志により今も発掘・遺骨返還が続けられている。森村誠一氏の小説「笹の墓標」は雨竜ダムの強制労働を背景に書かれている。」というものでした。

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春にタウシュベツ橋梁を撮るために糠平湖に行った時も、鉄道建設に関わる同様の歴史を知りました。
美瑛のダム湖畔でも同様の記録を読んだように思います。

早速、小説「笹の墓標」を購入。といっても、電子書店からの購入ですのですぐに読めます。
余談ながら、タブレットで本を読むと本としての価値が半減するようにも思うのですが、最近遠視がひどくなった私には文字を大きく設定できるのは魅力です。

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戦争により国内の労働力が不足したため、「日韓併合」されていた朝鮮半島や、日本各地から労働者をかき集めたのですね。
私の近くの村でも鉱山で、県内の飛行場建設やトンネル工事で同様の強制労働があったようです。

しかし、北海道は自然条件が格段に厳しく、その分だけ強制労働は過酷になり、犠牲者も多かったのではないでしょうか。
なにしろ、朱鞠内湖には日本一の寒さの記録、-41度の碑が建っていたくらいですから。

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年の経過とともに強制労働の証人も次第に少なくなってきています。
また、そのことを伝えようとすると、まるで日本の恥部を暴くかのように非難する人たちもいます。
しかし、歴史を変えてはいけません。
朱鞠内湖を見ると、その美しさや魅力に何の変わりもないし、かえってその風景の歴史を知ることによって深みが増すようにも思います。
強制労働から逃れるために脱走した労働者を支援する組織があったことや、日韓の若者が交流しながら遺骨収集をしていることに驚きました。
次回は必ず「笹の墓標展示館」へ行こう、と思っています。

● COMMENT ●

こんにちは

最近幌加内では 韓国と日本の若者がこのこと(中国や朝鮮からの強制労働と 日本内から搾取されたものの強制労働の現実)を学び 労働者の遺骨が納められているお寺でともに慰霊し
幌加内のお寺と、札幌にもある労働者の遺骨が納められているお寺の両方で、慰霊のモニュメントを設置したと聞きました
まるでこれがなかったことのようにゆがめられてしまう昨今
薄れゆく歴史を若者がもっともっと学び 正しくつたえていくことだいじだと思います

笹の墓標の展示館、以前聞いた時には管理者がいなくて廃れていたと聞きました
今はきちんとされているんでしょうか 私もまた訪ねたいと思います

極寒の地での強制労働、、、胸が痛みます。
「笹の墓標」今注文しました。
読んでみます。

Re: タイトルなし

Jam さん、こんにちは。
朱鞠内湖では感動的な風景に出会えたし、知らなかった風景の背後にある歴史にも触れることができました。
笹の墓標展示館へはぜひ行ってみようと思っています。冬期は休館のようですが、夏には鉄道ファンも多く訪れる、とWikipediaには書いてあるので…。
Jam さん、もし先に行かれましたら教えて下さいね。

Re: タイトルなし

aunt carrot さん、こんにちは。
「笹の墓標」はいかがでしたか。
風景の背景にあるものを感じながら写真を撮るというのも大切かもしれません。


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Author:magure21

一般社団法人
日本写真講師協会(JPIO)認定
フォトインストラクター

関西在住。北海道のスケールの大きな風景にとりつかれ、足繁く通っている。

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