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2017-06

「哲学の木」を悼む。 - 2016.02.25 Thu

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北海道の方から
「哲学の木がなくなったよ。」という情報をいただきました。
もちろん所有者の方が処分をしたということですから仕方ないことですが、その原因のひとつがカメラマンのマナーの悪さ、ということですからそれに触れないわけにはいきません。

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事情をよく知った方のFacebookを抜粋すると、

「哲学の木は切られたのではありません。
イタリアポプラである哲学の木は寿命を全うしようとしていました。かなり弱っていたことは間違いありません。ご存知のようにかなり大きな木で、この木が農作物のある時期に倒れたりすると大変な被害になることは明白です。そんなこともあり、地主さんは昨年から決断していました。」

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「もちろん、その決断を後押しした理由に「観光客やカメラマンのマナーの悪さ」があることは事実です。農作業中の姿を撮る、畑に入る、雪の中で遊ぶ。そのどの行為も彼らは望んでいませんでした。あの木が今日まで生きてこれたのは、「それでも美瑛まで来てくれるんだから、楽しみを奪っちゃかわいそうだな」という農家の方のご好意があったからです。
しかし、近年はその我慢の限界を超えていました。」

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そして、昨年私が行ったときには、畑の周囲にはりめぐらしたロープには「撮影禁止」の紙が何枚もぶら下がっていました。
それをながめながら、しばらく考え込んでいました。
もともとこの木のある畑は2方向が道路に面しているので、写真の撮影のために畑に入る必要性がないのです。それでも、人の撮らないアングルから…、と思って中に入る人もいるのでしょう。(続く)


● COMMENT ●

magureさん、こんにちは。

今日この木のニュースがNHKのローカルニュースでも報道されました。
マナーを破ってまで撮る写真ってどうなんでしょう?

心のカメラは動いてないんですね、きっと・・

羊蹄山のふもとのさくらんぼの木もつっかえ棒がされていて、
やはり畑手前の木の幹には、中に入らないようにと
貼り紙がありました。

なんか悲しいですね..

こんばんは^^
今日の夕刊で初めて知りました。
ビックリでした。
一度は切ろうとして、思いとどまっていましたが、
我慢の限界だったんだろうなぁと思います。
美瑛の丘は、農家さんの生活の場所であるという意識が
足りない人が多いのでしょうね。
私も、明日のブログで哲学の木の記事をアップします。

涙がでてきます。
ここまで農家さんに迷惑をかけて撮って、
どれだけのものが撮れてるのって言いたくなりますね。
横浜三渓園でもロープを乗り越えて記念撮影、苔に三脚突き刺して撮影、、、
どんどん人気の場所が恐ろしいことになっていますよ。

Re: タイトルなし

こんにちは。
コメントありがとうございました。
羊蹄山のサクランボの木も近くまで入っていっても撮れないのですけどね…。
記念撮影で入り込む人も多いようです。
そのうちに同じような運命になるのかもしれません。

> magureさん、こんにちは。
>
> 今日この木のニュースがNHKのローカルニュースでも報道されました。
> マナーを破ってまで撮る写真ってどうなんでしょう?
>
> 心のカメラは動いてないんですね、きっと・・
>
> 羊蹄山のふもとのさくらんぼの木もつっかえ棒がされていて、
> やはり畑手前の木の幹には、中に入らないようにと
> 貼り紙がありました。
>
> なんか悲しいですね..

Re: タイトルなし

ruiさん、こんにちは。
とうとう、こうなったか、という感じですね。
ほんと、困ったことです。
ただ、まじめな観光客や写真愛好家にとっては、このニュースは重苦しく、正直いやな感じです。
責任まで感じてしまいます。
「マナーが悪い」といっても徒労感をおぼえます。
毎日毎日違う観光客がやってくるわけだし…。
いっそう、町発行の地図やパンフレットから、困っている木を外したらどうだろう。ポスターやガイドブックでの使用も不可にしてしまえばどうだろう、とか考えています。

Re: タイトルなし

aunt carrot さん、こんにちは。
どうすれば良いのでしょうね。
私も、人に写真の楽しさを伝える仕事もさせていただいていますので、自分のできることはしようと思っていますが、なんだかむなしさを感じます。
この前、ホテイアオイの撮影で、細いあぜ道に三脚をずらりとたてて、通行できないようにしていたのは高齢者のグループだったで同じ高齢者として余計に腹がたちました。


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プロフィール

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Author:magure21

一般社団法人
日本写真講師協会(JPIO)認定
フォトインストラクター

関西在住。北海道のスケールの大きな風景にとりつかれ、足繁く通っている。

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