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2011-01

北の国へ 2010秋 - 2011.01.31 Mon


 原始の森を流れる川はさわやかな音を立てて流れていました。
 私は飽きることもなく撮り続けていました。
 幸いに熊どころか人間にも出会いませんでした。新緑の頃にもう一度がんばってみようと思っています。
 昨日見つけた美瑛のひまわり畑にもどり、夕日とのコラボレーションを狙うことにしました。


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 三脚を準備し西の空を眺めていると若いカップルが車でやってきました。
 「ひまわりの写真を撮ってるのですか」
 と尋ねるので、
 「太陽が沈むとき、きっときれいですよ」
 と答えました。
 

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 太陽がこんなに早く動いているのかと思うほどの速さで山の向こうに沈んでいきました。
 夢中で撮り続けていましたが、ふと後ろを見ると、先ほどの二人が肩を寄せ合って夕日に染まっていました。
 彼らが「さようなら」といって去っていったあとも、なぜか私まで幸せな気分でした。


北の国へ 2010秋 - 2011.01.30 Sun

 
 青空が雲の隙間から見え隠れするようになると、周りの風景も一変します。
 今回の旅は天候に恵まれていないので、このチャンスを逃すことはできません。
 計画通りに上富良野町から中富良野町のポプラ並木に急ぎました。
 前回冬に来たとき、寒い中立ち話でしたが昔の様子をお話しくださったおばあさん、お姿が見えませんでしたがお元気でしょうか。
 ポプラ並木の道は、あの「北の国から」の舞台、富良野市麓郷に続いています。


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 私が目指すのは、原始ヶ原です。広大な自衛隊の演習場に続く、その名のとおり原始の森です。登山口まで細い道がどこまでも続くので、初めて来たときは途中で不安に駆られ、何度も戻ろうかと思案したくらいです。
 おりしも、各地で熊が出没し、襲われたというニュースも連日報道されていました。


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 妻からのメールにも、「熊には気をつけるように」とありました。
 北海道の熊はヒグマですから半端な大きさではないのでしょうね。
 今まで出会ったエゾリスはちょこまか可愛いし、キタキツネも雪の広い丘で出会うと何やら仲間のような気がするし、エゾジカが大きな角をつきあわせている姿は奈良公園の鹿とは違った力強さを感じます。
 まだ、ヒグマにはであったことがありません…であいたくもありません。
一応、熊よけのすずをつけてはあるのですが、こんなチリンチリン可愛い音で大丈夫なのでしょうか。


北の国へ 2010秋 - 2011.01.28 Fri


 10月14日 この日も天候には恵まれず、今にも雨が落ちてくるのではないかというような曇天の朝でした。
 
 美瑛町で撮影した白樺。
 こういう写真は曇っていると柔らかい光線で、色もおとなしくしっとりした感じに仕上がります。


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 次第に天候が回復してきたのか、青空が見えてきました。
 予定を変更して上富良野町から富良野市方面へ転戦することにしました。
 北海道は空が広いので、青空になるとついつい空を広く撮し込みたくなります。


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 上富良野町市街を見下ろす、千望峠付近のようすです。
 全体の情景がおわかりいただけるのではないかと思います。
 これから、この市街を通り抜け、反対側へ移動します。


北の国へ 2010秋 - 2011.01.27 Thu


 13日、朝起きると外は時雨れていました。
 日の出が午前5時45分なので、4時に携帯電話の目覚ましをセットしてありました。
 しかし、雨が降ると万事休す、です。
 そして、これ幸いと寝袋にさらに深く潜り込むのでした。


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 雨はその後やみましたが、一日中どんよりした天気が続きました。
 でも、明日以降の計画を立てるために、一日中ロケハンで走り回っていました。ちょうど満開のひまわり畑も見つけたので、方角を考えると夕日とのコラボレーションもおもしろそうです。


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 3枚目の場所は柳の下のドジョウを狙っているところです。ただ、畑が気になっていました。
 ビートがまだ収穫されていないので、美しい緑が広がっていますし、収穫された豆が形よく並べられているので、これならいい写真も撮れそうです。
 明日はよい天気になりますように…。


北の国へ 2010秋 - 2011.01.26 Wed

 この日の夕暮れは、「セブンスターの木」で迎えることにしました。

 夜明けと日没の前後の時間は一日のうちで一番感動的な風景を見せてくれます。
 ですから、この時間をどこで迎えるかの選択もとても大切です。
 「セブンスターの木」はセブンスターのCMで撮影されたらしいのですが、私は記憶にありません。
 観光客の多くの人が立ち寄るところです。駐車場で観光バスを降りた人はきそってこの木の下に行き、記念写真を撮っています。
 でも、ここは観光客のみなさんが宿のお風呂に入る頃、夕日がとてもきれいなんです。
 この日は、少し離れたところで農家の方がニオを作る作業に追われていました。夕暮れの中で収穫した豆類を積み上げて、ブルーのシートをかけています。

 
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 ふと薄暗い丘の上を見ると、セブンスターの木の下で何人かの人が写真を撮っていました。シルエットになってきれいなので、カメラを向け、ファインダーをのぞいてみると、ウェディングドレスの女性がいます。
 いわゆる「前撮り」なのでしょうか。夕暮れの丘できっとおしゃれな写真になるのでしょうね。


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 驚くような夕焼けにはなりませんでしたが、薄ピンクの淡い色の空も絵のようで時のたつのも忘れて眺めていました。
 後は、ふじスーパーで買い物をし、銭湯「松の湯」で冷えた体を温めたら狭い車の中ですが、楽しい夕食です。もちろん、ビールは北海道限定「サッポロ クラシック」


北の国へ 2010秋 - 2011.01.25 Tue


 車に戻り、お湯を沸かして遅い昼食です。ローソンで仕入れてきたカップ麺と朝のパンの残りという貧弱なものですが。
 それでもまあ、冷え切った体には、このカップ麺というのはなかなかのごちそうです。
 もともと一人旅なので気楽なものです。
 

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 そのまま、白金温泉にも立ち寄らず、「青い沼」とか「ブルーレイク」とかよばれているスポットに立ち寄りました。
 紅葉が終わってしまっているので、「青い水面に写り込む紅葉」というイメージにはほど遠かったのですが、何度来ても感心する水の青さでした。


北の国へ 2010秋 - 2011.01.24 Mon


 10月12日
 日の出時刻は午前5時40分頃です。
 うつろな意識の中で、時計をみるとすでに5時30分。寝袋の暖かさの中で熟睡して、寝過ごしてしまいました。
 Tシャツ、ジャージをパジャマにして寝ているので、こんな時つごうがいいのです。いきなり外に飛び出してもおかしくありませんから。
 外は一面べったりした白い霧。
 遠景に見えるはずの十勝岳連峰どころか、すぐ前の畑すら見えません。
 それでも、霧の晴れ間から見える十勝岳と朝日がおりなすドラマチックな風景を期待してひたすら待ちました。


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 私のラッキーアイテムであるあんパンをかじりながら待ち続けたことはいうまでもありません。
 しかし、神は非情です。
 霧は次第に晴れてはいきましたが、陽はすでに高くのぼり、私の頭のようなボーとした、風景が広がっていました。
 次は、十勝岳方面に移動して、紅葉の名残をねらう作戦です。



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 たいした成果もなく、白金温泉にむかいます。
 脇道の駐車場に車を止め、枯れ葉の積もった遊歩道をぐんぐん歩いて原生林の中を進んでいきました。別に当てがあるわけでもありませんが、初めての場所なので期待もあります。
 水が流れる音がするのでのぞきこむと、川の水は美しく、すべての石が緑色に苔むし、川底には美しい緑の水草がゆらめいていました。
 10分あまり雑木をかき分けたり、崖を降りたりして撮影ポイントを探しました。川には近づけるのですが、思うような場所は見つかりません。


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 こうなれば仕方ありません。最後の手段です。
 靴と靴下を脱いで、ジーンズの裾を膝の上までたくし上げました。
 三脚にカメラを慎重にセットして肩に担いで、川の真ん中まで入っていこうというわけです。
 私はもともと冷え性なんです。
 


北の国へ 2010秋 - 2011.01.23 Sun


 10月11日 小樽港に定刻に到着した私は、午後9時には夜の小樽を後に高速道路を突っ走っていました。
 昨11月に来たときは、ロマンティックな夜の小樽をのんびり散策したのですが、今回は1週間あまりと限られた時間なので、とりあえず目的の上富良野に急ぎます。


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 柳の下で2匹目のドジョウをつかまえてやろう、というのがそもそも今回の旅の目的です。
 昨11月撮影した写真が読売新聞社の「平成百景ー美しい日本を残そうー」に選ばれ、写真集に掲載されたものですから、味を占めて、今回はもう少し時期を早め紅葉と絡めた写真を撮ろうという魂胆です。


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 その夜、12時前には目的の上富良野町の千望峠駐車場に到着。ここは夜明けの撮影ポイントの一つ。
 駐車場の車中で泊まり、翌朝の夜明けの朝霧を狙う作戦です。
 ヴォクシーの後部の荷物を片付け、人一人が寝ることのできる最低限度のスペースを確保して、寝袋に入るといきなり夢の中へ…。


北の国へ 2010秋 - 2011.01.22 Sat

 パソコンの調子が悪く、あれやこれやと触っているうちに、泥沼にはまり込んだようになってしまい、結局は再セットアップをするはめになりました。
 ドライバを捜し出したり、無線LANの設定をしたりと、思わぬ事態で時間をとってしまいました。
 急いで、旅の続きをご紹介します。


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 新日本海フェリーは、舞鶴を0時30分に出港すると、当日の20時45分に小樽に入港します。
 時間にするとおよそ20時間。時速50km位で日本海を一気に北上します。
 北海道に近づくまでは、見渡す限りの海。
 昼食は、とりあえずラーメンに生ビール。麺好き、ビール好きの私の定番コラボレーションですね。
 栄養的にいえば…、などといわないでくださいね。


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 そして、ゆっくり時間をかけてお風呂に2回ばかり入ります。
 大きな浴槽のお湯が、わずかに波だっているのが船のお風呂らしいところですね。
 後は、船室で寝ながら読書するのもいいし、窓辺のテーブルでのんびり海を眺めるのもまたいいのです。


北の国へ 2010秋 - 2011.01.17 Mon


 昨年秋10日間ほど北海道へ行きましたが、そのことはブログでご紹介していませんでした。
 少々季節外れではありますがご覧ください。


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 10月11日、0時30分舞鶴発小樽行きのフェリー「はまなす」に愛車ヴォクシーと共に乗船しました。
 新日本海フェリーの40周年だか50周年だかの記念キャンペーンを知りました。往復4万円という格安料金なのでこれを利用しない手はありません。
 残念ながら、キャンピングカーは車の長さが5mを超えるためキャンペーン対象外となりますから、仕方なく普段使っているヴォクシーで出かけることにしました。


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 これから1週間は、この車の後部座席を倒して寝袋での車中泊となります。
 ですから、フェリーではゆっくり体を休め、体力を蓄えておこうというわけです。
 20時間あまりを過ごすフェリー「はまなす」でのスナップです。
 客の少ない2等寝台のベッドは結構快適です。


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北の国へ

プロフィール

magure21

Author:magure21

一般社団法人
日本写真講師協会(JPIO)認定
フォトインストラクター

関西在住。北海道のスケールの大きな風景にとりつかれ、足繁く通っている。

プロフィール・作品詳細
http://pixta.jp/@magure21







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